四国八十八ヶ所お遍路歩き旅 44日目 2022/6/22

今日は、国分寺から少し離れた所から山に登り、第八十一番白峯寺を打ち、隣の山に登り第八十ニ番根香寺を打つ。続いて下山して、高松市の一宮町にある第八十三番一宮寺を打つ。

朝、奇遇にも宿が一緒となった清田さんと会う。清田さんは国分寺は済んでおらず、今日は国分寺から始めるようだ。私はまず、今日の昼食を確保するために宿から進行方向とは逆に向かって歩く。もっとも近くにあるコンビニに行くためだ。お遍路にとって、1mでも無駄な歩きは避けたいので、進行方向とは逆に歩くの精神的には抵抗がある。が、仕方がない、背に腹は変えられない。昼食を確保して次の寺に向かう。今日はお遍路道で山登りだ。お遍路道の山登りは、その道は行ったことがないだけに、行く前は緊張する。今回は靴が滑りやすいだけに地面の状態がとても気になる。白峯寺までは6.5キロ、内、山道は約3キロだ。進行方向の山を見るとガスっている。これだと雨が降っているかも。山道を進み、途中、舗装道路に変わった道を歩く。ドン、ドンと音が聞こえる。そうか、ここは隣に自衛隊の練習場があるのだ。だんだんその音がおおきくなってくる。砲弾の音だ。と、雨が降り始めた。山の天気はすぐに変わる。ポンチョとパンツを出し、身につける。昨日から雨に好かれているな。山道の遍路道は滑りやすい箇所もあるが、注意深く進めば問題はなかった。雨の中、白峯寺に着いた。小雨に変わってきている。そこに清田さんが来た。追いついたようだ。お作法を済ませ、今来た道を途中までもどり、分岐するところで別の道を取る。一度、舗装の道に入る。しばらく歩くとうどん屋があった。思わず入って、月見うどんを頼む。帰り際、隣にいたおじさんからお接待でビスケットをいただいた。ありがたいです。

白峯寺から5キロで次の寺、根香寺に着いた。根香寺は山門を抜けると、石の階段を下り、少し歩いてまた階段を上る。寺の堂宇のある場所も起伏に富んだ配置だ。紅葉の時期は寺全体が錦で美しく化粧されるようだ。来てみたいものだ。

根香寺でもお作法を済ませ、高松市内へと山を下りた。雨は完全に上がり、途中、市内の光景を何度か見下ろすことができた。青空も見え、暑さが増してくる。平地に戻る前、「盆栽通り」と書かれた町を歩く。盆栽にする植木がたくさん植えられていた。また、鉢に入った盆栽もたくさんあった。休日には盆栽マニアが集まるのだろうか。町に入って、あまりの暑さに陰を求めて遍路道ではない道を選んだ。それが失敗だった。Googleマップに頼ったのだが、結果、無駄に多く歩く羽目になってしまった。根来寺から13キロほど歩いて、やっと次の寺、一宮寺に着いた。古くから町の民に愛されてきたお寺の風情を持っていた。お作法を済ませ、すぐそばにある今日の宿、天然温泉きららに着いた。温泉スパなので、温泉は大きく気持ちよく入った。スパにあるレストランで夕食を食べた。同じ宿をまたもや偶然にも予約していた清田さんとは、一宮寺で再会し、一緒にきららに入った。翌日以降の予定が違い、もう会うこともなさそうなので、夕食時、二人で軽く酒を交わした。

今日の歩行距離は31434m、歩数は44914歩。最後が見えてきた。

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