四国八十八ヶ所お遍路歩き旅 46日目 2022/6/24

今日は宿を出て、上ってすぐにある第八十五番八栗寺を打ち、下山して海沿いに琴平電鉄志度線と交わりながら東へ進み、第八十六番志度寺を打ち、そこから7キロ南へ進み、第八十七番長尾寺を打つ。

昨日止まった高柳旅館で朝、出発前にご主人と東京、そして大阪の町についていろいろ話した。ご主人が昔、仕事でどちらにもおられたことがあり、私の知っている所が多かったので話は盛り上がった。ついつい1時間以上話し、出発は遅くなったが楽しかった。出発して急な坂道を1キロほど歩くと八栗寺に着いた。横を八栗ケーブルも走っている。八栗寺は歓喜天を祀った聖天堂もあり、商売繁盛・縁結び・合格祈願など民衆の望む願いを叶えてくれるとあって、多くの参拝者がいるようだ。

お作法を済ませ、海沿いに東へ約7キロ進む。天気は晴天で今日も暑い。途中、平賀源内出生の地である旧邸があったり、資料館、銅像などがあった。若くして江戸に出た源内であったが、出身はここだったのだ。古い街中に次のお寺、志度寺はあった。山門を潜ると道の両脇には草がいっぱい。本堂、薬師堂もたくさんの植木、草で覆われている。境内の堂宇と堂宇の間が全て植物で埋まり、植物園のような感じなのだ。お作法を済ませ、納経所ではお接待で美味しそうなまんじゅうを二ついただいた。ありがたいです。

次のお寺は南へ約7キロ、暑い中、平地を進んだ。途中に桃の販売店を発見。思わず入り、規格外の安い桃を1つ200円で買った。外で洗って、影に座り、かぶりついた。たっぷりの桃の甘い水分が口の中にいっぱいに広がる。こんなに桃が美味しいと思ったのは初めてだ。あっという間に食べきった。元気が出るなぁ。小夏といい、疲れた時に水分たっぷりの果物はほんとに美味い。元気をもらい、歩き続け、長尾寺に到着。広い境内のお寺だ。お作法を済ませ、門を出る。驚き、今日の宿「ながお路」は、真隣だった。すぐに入ったが、ご主人は居らず、電話して、今日泊まる自分の部屋でご主人の帰宅を待つことにした。帰宅を待って風呂に入り、ゆっくりした。

今日の歩行距離は18316m、歩数は26173歩。今日も暑かったが、距離はなく、比較的楽な1日でした。

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