四国八十八ヶ所お遍路歩き旅 35日目 2022/6/13

今日は宿を出て、まずは第五十九番国分寺を打ち、その後明日の横峰寺の麓に位置する宿、「湯の里小町温泉しこくや」まで歩く。

今日は曇り天気だ。ホテルを出て、まずは2キロ先の国分寺を目指す。途中、多くの学生と出会ったが、誰も挨拶をしない。こちらからも声はかけなかったが。元気が出ない。朝は昨日の疲れが取れ、これまでは気力が充実していたのが、ここ2、3日前から、どうも朝、パワー全開にならない。国分寺へのたった2キロが遠く感じる。国分寺に着きお作法を済ませ、納経の際にリュックを下ろそうとしたら、手からリュックが離れ、リュックを落としてしまった。疲れが溜まっているのかも。

今治市に入ってからソーラー発電機が設置されているところを多く見た。松山市にもあったし、この後西条市、新居浜市でも結構あった。ある企業が土地を買い上げてやっているとしたら、採算性はどうなんだろうと思う。

西条市に入って、歩いていると歩きながら寝てしまった。寝たというよりは、朦朧としたというのが正しいのか、気が遠くなったというのが正しいのか、分からない。半分夢を見てるような感じで、地図を見て、小学校があるからここを左に曲がると判断して曲がった。それから真っ直ぐ歩いていると、ふと我に戻り、再度地図を見る。判断したこと自体が全くデタラメであることに気づく。しかし、後戻りはしたくない。お遍路道とは関係なく、Google マップで目標を定めて、そこに向かって歩き出した。もとのお遍路道に戻れた。疲れている。交通事故になりかねない。中山川を渡り、今日の宿、湯の里小町温泉しこくやまであと少し。その約1.5キロが辛かった。宿に着いて、温泉大浴場に入った。大きな風呂に入ったのは久しぶりだった。気持ちよかった。夕飯は料理が多く、美味かった。魚の煮付け、刺身、天ぷら、すき焼き、茶碗蒸しがメインで出され、満腹でした。明日は横峰寺だ。8キロ、山を登る。舗装道路を登り、最後の1.6キロは山道だ。この山道が降雨時は通行不能になることがあると書かれている。いろいろ情報を集めると、普段から山道にはチョロチョロ水が流れており、それがたくさん流れるようになり、いくつかの橋も川の水量が増え、渡れなくなるようだ。水が流れる道ということは、大きな石が多く占めていることになる。宇和島で買った新しいウォーキングの靴はどうも滑りやすく、濡れた石は危険で登れないのではと思った。夜から雨が降り出す。明日、どうするのか? 明日、横峰寺を下りてきたら、私の地元の川崎の飲み屋仲間がここ西条市に移住しており、その方の家にお邪魔することになっている。まずは、その方に連絡して1日延期しても良いかどうかを聞いた。問題なしとのこと。次に今宿泊している宿にも連泊の可能性を尋ねた。こちらも連泊、問題なしとのことだった。明日雨だったら、連泊して雨が止むのを待とう。オフ日にして,溜まった疲れを取ろうと考えた。夜、左足の踵と右足の人差し指の先に水ぶくれが出来ていたので、紐通しのワザで治療した。

本日の歩行距離は24770m、歩数は35391歩。オフにする勇気が必要な時もある。

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