四国八十八ヶ所お遍路歩き旅 33日目 2022/6/11

今日は松山市内で、第五十ニ番太山寺、第五十三番圓明寺を打ち、その後海岸線を北東にひたすら歩く。

朝から雨予報。7時、まだ雨は降っていない。雨具のパンツだけを履いて宿を出る。歩き出すと潮の匂いがした。google マップを見る。そうか、ここは港町なんだ。今の今まで気が付かなかった。海沿いに出て三津浜港を見た。沢山の船が係留されていた。太山寺は1時間ほど歩いて着いた。山門を潜ってから本堂までけっこう坂を登った。大きな敷地を持ち、歴史ある寺のようだ。お作法を済ませた頃から雨足が強くなってきた。ここからはポンチョを被り、移動だ。次は、圓明寺。町中にあるお寺だった。お作法を済ませ、あとはひたすら海岸線を北東へ向かうだけだ。雨が止んでくれるといいが。

海岸線に向かうとすぐに「海の駅・うみてらす」の案内看板があった。遠回りになるが行ってみることにした。しかし、イメージしていたものとは違い、海の幸などはほとんど置いていなかった。横の岸壁ではこの雨の中、釣りを楽しむ人がいた。もとの道路に戻り、歩く。道路の横にはJR予讃線が走っており、時々電車が走る。走るスピードが速いので線路をよく見ると、電線が走っている。ディーゼルではなく電車なんだ。予讃線全線が電車なのかどうかは分からないが、ここは電車で速い。雨の中だからか、なかなか歩みが乗らない。これまでの疲れが溜まっているからかもしれないが、すぐに休みたくなる。なかなか距離が進まず、辛い。それにしても思うのは、お好み焼き屋さんがけっこうある。愛媛も大阪食文化が染み付いているね。

北条市まで来た。まだ、10キロはある。前は、あと10キロだと思ったのが、まだ、と思ってしまう。疲れているな。と、面白いものを発見。市の消防ポンプ蔵置所のシャッターに北条高校書道部の墨字が書かれている。いいなこのセンス、元気が出る。と、たこ焼き屋さんが登場。休みを兼ねて食べるしかない。店に入り、焼いてもらった。焼いている間に何人か客が来た。人気の店らしい。たこ焼きは美味しかった。12個500円。

店を出る時には小雨になっていた。止むかも、と思い歩きを続ける。浅海にまで来た。あと5キロ。最後の力を振り絞り歩く。雨は小降りどころか、どんどん強くなってくる。早く宿に着きたい思いで頑張る。今日の宿は、海辺のホテルマリーナシーガル。小型船の販売や修理、そして幾隻もの小型船を預かってもいて、宿泊施設の運営も兼ねているところだ。食事はないので、コンビニで買い込むしかない。やっとの思いでたどり着いた。先にコンビニに行き、夕食朝食を買い込んで、チェックインした。部屋に通され驚き。大きな部屋で海が一望できる。すぐに風呂に入り、くつろぐ。18時ごろ、他の客が来たようだ。清田さんだろう。ここに宿泊することは知っていた。メールが来た、やはりそうだった。私は夕暮れ時になる海を見ながら食事を始めた。お酒を飲みながら。雨の中を一日中歩くのは辛い。兵隊になるとやるんだろうなと思うと、戦争なんてまっぴらごめんだ。日が落ちてきて、空が赤くなりはじめた。島々はその姿を暗くして影になる。お酒が効く。お疲れ様、私。

今日の歩行距離は30092m、歩数は42996歩。雨より晴れ、晴れより曇り、お遍路の気持ち。

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