四国八十八ヶ所お遍路歩き旅 32日目 2022/6/10

今日は松山市中心街へと向かい、第四十八番西林寺、第四十九番浄土寺、第五十番繁多寺、そして第五十一番石手寺の4つを打ち、宿泊先まで行き、時間が許せば松山市内見学としたい。

宿の長珍屋さんを後にして、県道を北に上がる。今日は晴天。足の具合はまだ心配が残り、テーピングはしているが、普通に歩いている限り痛みはない。重信川を渡って市内中心街へと入る。重信川も水は流れていなかった。しかし、伏流水として地下を流れ湧水となっているという。この川は昔は暴れ川として有名な川で、さまざまな調整がされてきた川だ。川を渡ってすぐに住宅地の中に西林寺があった。お作法を済ませ、次の浄土寺に向かった。伊予鉄道線を越え、道路から少し上がると仁王門が迎えてくれた。仁王様が前に出てよく見える山門だ。お作法を済ませ、次の繁多寺まではすぐだ。少し町外れにあり高台にあり、30分ほどかかって繁多寺に着いた。前には池があり、町が少し見下ろせた。お作法を済ませ、次に向かう。石手川を渡る前にたこ焼き屋が2件もあった。ソフトクリームも売っていたので、ソフトクリームを食べた。

川を渡りまっすぐ行くと、石手寺が迎えてくれた。長く続く屋根のある門を潜ると、ドーンと山門があった。この山門も仁王さんが見やすく、そして大きなゾウリが両脇にかけられていた。このお寺は何か変わっており、いろんなものがあった。宝物殿やビルマの戦没者慰霊の建物、彫刻の庭、マントラ洞窟などなど。仏陀の教えを一生懸命に伝えようとされている。また、先程の仁王門、本堂、三重塔、鐘楼などは国の重要文化財でもある。石手寺でお作法を済ませ、出てすぐにある茶店に入った。昔、よくお寺の前に並んであった茶店を思い出す。中に入り、肉うどんを頼んだ。薄口醤油の出し汁と少し甘く煮た肉、そしてネギが合わさり、最高の美味しさだ。かまぼこ、ごぼうも入っている。そこに他の客が来て、冷やし甘酒を頼んだ。おお、冷やし甘酒がある。私も頼んだ。米麹で作られた冷たい甘酒、そこに擦った生姜が少し入る。美味しい、飲んだ後、口がさっぱりする。冷やしあめと同様に夏の飲み物だ。合わせて1000円を支払うと、お接待で焼餅を二ついただいた。ありがたいです。

石手寺を終え、10分も歩くとそこは道後温泉だった。有名な本館は、今は工事中のため事前予約者のみの入館となっていたので、写真を撮って街を眺めながら歩いた。賑やかな温泉街で、新旧が入り混じって、町が呼吸している感じだ。土産物屋も多彩でいろいろあった。他でも買えるものと鷹を括ったため、後で後悔した。一旦、今日の宿泊先である、ホテルAZに行くことにした。ホテルは松山市街地の西端。ここは東端なので、6、7キロ先だ。路面電車が走る道路を愛媛大学や松山大学の横を歩き、西端のホテルに到着。この歩きがけっこうきつかった。ホテルでチェックインして、すぐに出た。目の前にある伊予鉄道の三津駅から松山市駅まで乗り、次に路面電車で大街道駅で下りる。目指すは松山城。歩いてロープウェイ乗り場まで行き、ロープウェイに乗って、天守閣へと。地上130mの高さだ。天守閣の中も見て、そこからの松山市の町も見下ろした。土産物見ようとしたが、あまり大きな店が見つからず、見た店ではあまり品数がなく、結果買わなかった。急いで、ホテルに戻り、夜の食事をとり、眠りについた。

今日の歩行距離は31678m、歩数は45261歩。今日も疲れた。

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