四国八十八ヶ所お遍路歩き旅 27日目 2022/6/5

今日はJR予土線の窪川方面行きの始発6時7分発で務田に行き、昨日の続きで第四十ニ番仏木寺、第四十三番明石寺を周り、その後は国道56号線に沿って宿泊先の宇和にある宇和パークホテルに向かう予定だ。

朝5時に起き、ストレッチ、足の手入れを行い、コンビニで朝、昼のご飯を買い込み、JR宇和島駅に向かった。汽車に乗り込み、車内を見渡すと床のデザインが面白かった。多分、汽車の設計図をそのまま床に拡大して写したと思う。洒落た心意気だ。汽車が動き出した。閉められた窓には線路脇の伸び放題の草木の小枝、葉がバシバシ当たりながら進む。周りの草木を手入れする予算が取れないのだろうと思う。務田にはたった14分で着いた。歩くと約2時間坂を上らないと着かないのが、14分で済んでしまう。虚しい。

務田から第四十ニ番仏木寺を目指し歩き始めた。周りはほぼ田んぼだ。愛媛はあまり大きな畑やハウス栽培はやらないようだ。今のところ、あまり見かけない。と、あまり見たことのない葉がずっと並んだ畑があつた。作業中のおじさんに聞くと、春ウコンの葉らしい。普通のウコンの花は秋に咲くのだが、これは春に咲くのだそうだ。根は秋に収穫で、漢方に使われるそうです。

しばらく歩くと、仏木寺に到着。年季の入った建物で、山門の仁王さんも、そのお姿をはっきり示されていました。お作法を済ませ、第四十三番明石寺を目指す。県道をショートカットすることができる遍路道を使い、とても助かった。歯長隧道の手前では、たぬきが車に轢かれて死んでいた。トンネルを抜け、道路を歩く。周りは所々にぶどう園があった。

明石寺には農道の遍路道を歩きアプローチ。階段を上り、歴史を感じる山門をくぐる。お作法を済ませて帰り際、全体を見渡すと全ての瓦が赤い。納経所でそのことを尋ねると、山陰地方で作られている石州瓦とのこと。耐性が強く、雪を滑らせ落とすことができるという。ということは、この地方の雪は昔なら40から50センチ、今でも20センチは積もるとのこと。高知、愛知の西部山間部の冬は厳しいのだ。56号線に戻るため、農道の遍路道を進んだ。と、足が止まった。また、また蛇だ。しかも、なんと2匹が絡んでいる。ゾッとした。写真を撮ろうとすると、片方がスルスルと逃げ、もう片方はそのままはの形で固まったままだ。後者はきっと雄で怒っているはず。私は後退りしながら逃げた。もう勘弁してほしい。

雨が降り出した宇和の街に着き、宿の宇和パークホテルを目指した。途中、お好み焼きの看板。私のリュックにはおにぎりが入っているが、誘惑には勝てない。店の古い感じは、私が小学生中学生を過ごした町の大阪のお好み焼き屋に似ている。知らぬ間に引き戸を開けていた。どうぞ、と空いてる席を指してくれたので、ポンチョを脱ぎ座る。初めてのお好み焼き屋では、まずは豚玉と決まっている。私はそれを注文。焼いてもらって、ビールを飲みながら食べる。ひと口、うー、これぞお好み焼き! 昔懐かしのキャベツの切り方と入り具合、美味しかった。本当にお好み焼き文化は愛媛もちゃんと伝わっている。昨日の宇和島にも良さげなお好み焼き屋があったが、行くことはできなかった。その分、さらに美味しかった。店を出て、宿まではすぐだった。

今日の歩行距離は24339m、歩数は34778歩。明日、雨は上がってほしい。

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