1月は何かと忙しく、山には行けなかったので、2月は2回登る決意をする。3月は雪山登山を予定して、先ずは日程を決めた。さて、2月の1回目登山は今年初でもあり、沼津アルプスの縦走となった。筑波山の縦走は今年どこかのタイミングで行こうと決めていたが、沼津アルプスの縦走はその存在事態をまったく知らなかった。登山仲間の教えで知って、コースガイドを読むととても面白そうで、ここに決まった。さあ、今日は晴天に恵まれ寒さが少し緩みそうだ。
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登山仲間3人と朝9時に沼津駅にて合流。バスに乗って、登山口近くまで移動。縦走初めの山、香貫山は道路から階段で上がるところから始まった。少し上がると広場があり、そこには戦没者を祀った沼津市慰霊平和塔が建っていた。そこを過ぎ、山道を少し行くと香貫山の山頂に到着。ここ香貫山は桜の名所のようで、今度は春に来てみよう。頂上は標高195m、低山縦走の始まりだ。この後下りとなって下山するのだが、えらく長く時間がかかり、何か登った以上に下っている気がした。後で調べてみると、香貫山の登口が標高90m近くあり、一方、香貫山からは標高16mまで下っているので、確かに下りは長く歩いたことになる。気のせいではなかった。
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香貫山から下って道路を歩き、八重坂峠と書かれた看板を右に折れ、次の山である横山、徳倉山へと向かう。ロープが張られた急な登りだ。横山は182m。そこからいったん急な下り、そしてまた急な山道を登って徳倉山の山頂256mに着く。横山からは途中で東方向に開けたところでは三島の街並み、南方向に開けたところでは縦走の最後の山、鷲頭山と大平山を眺望できた。徳倉山では北西に富士山を見ることができた。
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徳倉山で昼食を取って休憩。徳倉山から急な下りを慎重に下り、そして今回の縦走で最も高い山、鷲頭山を目指す。途中右手(西方向)には、青空の下に駿河湾が広がり、駿河湾の弓なりのカーブ、そして遠くその先には御前崎の突端を見ることができた。徳倉山からは比較的緩やかな坂道を下り、そして標高391m鷲頭山まで約標高差230mの山道を登る。鷲頭山山頂に到着。ここ鷲頭山はロッククライミングの練習場としてもよく使われているようだ。頂上で記念写真を撮り、次の大平山へ続く尾根を30分ほど歩き、多比口峠に出た。ここから15分ほどで大平山山頂に着くが、山頂からはまたここに戻って、ここから大平のバス停に向かうことになるので、今回は大平山山頂はパスして、バス停へと下山。これで今回の沼津アルプスは終わり。バス停まで行く途中、左手には今日歩いた沼津アルプスの山並みがずっと先まで続いていた。今日は上り下りの繰り返しで結構足が疲れた。バス停ではバスが行った後だったので、タクシーを呼び、日帰り温泉の「極楽湯」に向かい、恒例の登山後の風呂と一杯で体を休めた。快晴の中、気持ちの良い登山となった、満足満足。
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