雨に降られてもキャンプは楽しいのだ!  2022/8/20,21

降雨確率が高い中、キャンプを決行。天気予報は裏切る事なく、日没後から雨となったが、キャンプはどうであったのか? 

さて、今回は私が通う合気道場の若い仲間と一緒にキャンプをすることになり、そのてんやわんやを伝えたい。キャンプ場は、厚木市清川村にあるリッチランド。近場で、かつ、お風呂があるキャンプ場という事でここに決まった。私はこれで3回目となるキャンプ場だ。キャンプ場に露天で岩風呂の浴槽が3つもあるのだから、この感激はたまったものではない。キャンプ場へのアプローチで汗をかき、テントやタープの設営で汗をかき、火と食事の準備で汗をかく。そして、そのままバーベキューに入るのではなく、ここはひと風呂浴びてスッキリしてビールを飲んで、美味しいバーベキューへといきたい。それが、このキャンプ場では可能なのだ。私は愛車のスーパーカブに荷物を載せて、今回は246号線ではなく、小田急線の北の道からアプローチした。私は予定集合時間に1番乗り。他は2人がバイクでアプローチ、そして一台の車で2人が来る事になっていた。が、バイク組の1人が免許証が見つからないためバイクで来れず、電車に切り替え、最後は車部隊に迎えに来てもらい無事到着とあいなった。予定時間をしっかり越えての集合だ。と、出だしから、てんやわんやで始まる。

とにもかくにも、少しの遅れでやってきたバイク組の1人とテントを張り始めた。張る場所の選定では、始め今回降るであろう雨を少しでも避けるため、木々のある所にしようとしたが、張る準備をしている間に私のズボンにヒルがへばりついてることを発見! と、ほんの一瞬の間に3匹のヒルを発見。シャクトリムシのような動きで私の皮膚にへばりつく隙をうかがっている。これはヤバいということで、山裾から離れ、河原に張ることにした。貸しテントが余裕の大きさだったので、2人で寝るとして合計4張りで済ませた。続いて火を焚き、食べるところの上にタープを張った。木炭、薪を事務所で購入し、キッチンも準備し、とりあえず風呂に入ることとした。肉の入った封を全て開けてしまったこともあり、見張りを残しての風呂ということで、3人、2人で順番に入る。風呂からみんな上がったところで乾杯し、宴は始まった。というか、酒はもうだいぶ前から飲み始めてはいるが。肉が美味い、酒がうまい、肉が美味い、酒がうまい、と行動と頭の中は単純な反復運動となり、その反復運動で酒がさらに美味い。と、陽が落ちると、やって来ました雨粒。そして強い雨。

私たちは雨にも負けず。風にも負けず、ひたすら肉を焼き、だべり、食べ、焼きそばも作って、だべり、食べ、と口の運動に励んだ。超くだらない話がキャンプには合う。そして、タープに貯まった雨水を皆んなでタイミングを合わせた連動で一ヶ所から大地に落とす。何度、これを繰り返したか。しかし、これも楽し。食べ終わったら薪を燃やしキャンプファイアー。雨の中でもキャンプでは外せないこの儀式を取り行い、だべりは続く。そして、やがて薪がなくなり、雨の中、それぞれの寝ぐらへと滑り込んでいくのでした。

翌朝、皆はぱらぱらと6時には起き始め、昨晩の見事な皆の暴れっぷりの跡の惨状を前にして茫然と佇むのでした。しかし、後片付けは後にして、先ずは腹ごしらえ。雨が止んでいるのが幸い。チキンラーメン、ウインナーとチーズを挟んだホットサンドで腹を満たす。10時からまた雨が降る予報を聞き、手分けして後片付けが始まった。雨の日のキャンプの後片付けは、手間がかかる。特にテントが面倒だ。何とか10時過ぎには片付けを済ませ、解散。晴れていれば、ここでまた風呂に入ったのにと思いながら、私はバイクなので少しでも雨に合わずに帰ろうと先を急いだ。帰宅途中で天気予報が変わり、結局は雨には合わず無事帰宅となって、よかったよかった。雨中のてんやわんやキャンプでした。

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