⚫️8/1:曇り時々雨。フブスクル湖の湖畔、ゲルの中で朝を迎える。今日から２日間、この湖でゆっくり過ごす予定だ。ゲルを出て、眼前の湖を見に行く。昨日は夜に到着したので良く見えていなかった湖、これが琵琶湖の３倍の大きさのある湖かと改めて感嘆。キャンプ地の中にもヤクが歩いている。湖の岸まで行ったが、ヤクが歩き、そして乗馬を楽しむ馬が駆けている。少し下痢気味だったので胃腸にモンゴルウォッカで刺激を与える。ここでも羊を一頭買い求め、野菜と一緒に料理してもらった。それをみんなで昼食として食べた。雨も降る中、たっぷり食べ、そしてウォッカを飲んでゆっくりと時間を過ごした。
⚫️8/2:晴れ。気持ちの良い朝だ。フブスクル湖の横にある小さな湖、ダブルレイクまで車で行く。そこで湖岸を歩き、フブスクル湖の湖岸も散策する。湖の水の透明度が高いのに驚いた。のんびりと歩き、静かな時間の経過に身を預けた。湖岸には平たい石が多く、それらを手に取り、箸置きとしてお土産とした。３時間ほど散策しキャンプ場に戻る。夕方には湖の中にある小さな島へとボートで渡った。夢が叶うということで、お賽銭として紙幣を石に挟んだ。昨日の羊のホルモンを夕食で食べる。ホルモンで出したお汁で作ったおじやも食べ、腹はいっぱい。疲れが溜まっているのか、早くから寝る。夜１０時、外に出ると湖面から月が上がってきた。満月だ、満月の月の出だ。生まれて初めて見る月の出の光景だ。ゲルの中で満月を愛でてお茶会を開き、抹茶をいただいた。
子がゲルを覗く
⚫️8/3:晴れ。今日は移動日だ。朝、朝食を食べ、すぐにフブスクル湖の観光の入り口の街、ムルンに向かった。ここに来る時にも寄った小綺麗な街だ。今日はここからモンゴルの首都ウランバートルへ飛行機で飛ぶ。ウランバートルのチンギスハーン空港からはウランバートルの中心街にあるホテルへと車で向かった。夕方、仕事を終えだ人たちが皆、車で街の中へと向かうため、いつものこの時間は渋滞が起きるとのこと。他に交通手段がないためにしょうがないようだ。まずはホテルだ。渋滞の中、目的のホテルに到着。チェックインして、バスタブがあること、そしてお湯が出ることを確認したら、すぐに食事へと出かけた。近くのレストランでピザを食べ、ビールを飲み、ホテルに戻る。さあ、２週間ぶりにお湯に浸かるぞ。と、なんとバスにお湯を溜めるフタがないではないか！ テレビもつかない、電話は線が切れていて繋がらない。フロントに行って、クレームをつけるとスタッフが部屋に来て確認しにきたが、明日にならないと直らないと言う。その後、２人で一室だが、タオルが一つない、スタンドランプが点かない、WIFIの案内がない、エアコンのコントローラーがない、窓が閉まらない、などなど問題がさらに露見。でも、熱いシャワーを浴び、ベットで寝れる、これで満足、熟睡だ。
⚫️8/4:晴れ。今日はウランバートルの観光だ。日本人チームの男性３人で街を歩いて散策した。国立近代美術館では近代、現代の美術作品を見ることができて感動。国立博物館では言葉が読めないのでよくは分からなかったが、モンゴルの歴史を少しは知ることができた。博物館の横は国会議事堂のある大広場で、今日本のテレビで放映中のドラマ「vivant」でも映っていたところだ。ステイトデパートﾒントストアにも行き、お土産を買った。昼食はレストランに入り、豚肉と野菜の炒め物を食べたが、相変わらず肉の量がすごい。夜はインド料理レストランでカレーを食べ満足。
⚫️8/5:雨。朝４時に起き、バスでチンギスハーン空港に向かう。途中、道路横で放牧馬が草を食べている。本当に「放牧の国」だったな。「でかい自然」と「放牧だらけ」、これが初モンゴルの印象だ。帰国。余談だが、成田空港ではハイボールを飲んで、銀だこを食べた。