スケールがでかいモンゴルの自然と遊ぶ② 2023/7/20-8/5

⚫️7/24:晴れ。今日は移動日だ。6時間ほど車でムンクハイルハン山の見えるもう一つのキャンプ地へ向かう。途中でムンクハイルハン村にまた戻って、村の何でもある店(コンビニ)に立寄り、足らないものを買込む。ジャージのパンツが売っていたので寒さしのぎに買う。日本円で千円ほどで買えた。山を上り、キャンプ地へと標高を上げる。いくつもの湖を過ぎ、川沿いに走る。放牧民のゲルまた訪問する。美味しいミルク茶とヤギのミルクで作ったチーズを食べ、そしてバターをバンにつけて食べた。どれも美味い。日本では食べたことがない味だ。休憩した後、また車は標高を上げ、ついに川沿いに開けたキャンプ地に到着。遠くには万年雪、氷河を被ったムンクハイルハン山が見える。テントを張り夕食だ。基本は韓国チームと日本チームが交代に食事当番となっている。が、今日はモンゴルチームが肉スープを作った。美味しい。放牧のヤクの群れが近づいてくる。

⚫️7/25:晴れ。朝、ポテトサラダと味噌汁。その後、今日は自由時間。私は仲間と上流へとトレッキング。2時間ほど歩く。標高は3000メートルを超えている。馬に乗ってヤクを追う放牧民の親子と出会う。さて、そろそろ戻るとするか。2時ぐらいにキャンプ地に戻り、先ずはお昼ご飯の用意だ。今日はチャンジャン麺を作った。その後、オーガニックのシャンプーを使って川の水で頭を洗った。久しぶりで気持ちいい。こちらに来て乾燥した空気は唇をパサパサにするので困っていたが、頭髪を乾かすのには役立った。すぐに頭は乾き、暖かい昼間に昼寝とした。夜の寒さでこの3日ほど寝不足気味なので気持ちよく眠れた。5時からはお茶会が開かれた。日本チームの一人が日本から必要な道具をカバンに入れ、伝統芸、抹茶のお茶を立て、皆さんに飲んでいただいた。6時、近くの放牧民にお願いしていた羊料理をいただきにゲルへと向かった。子羊1匹を買って、しめて、さばいて料理してもらったのだ。まるまる1匹の肉と内臓は塩で茹で、ニンニクを齧りながら食べた。肉のスープにおじやも出た。12人で食べたが食べきれず、残りは持ち帰り、明日の食材とした。昼寝のおかげで元気になった私は、夜はモンゴルウォッカで話も弾み、たらふく飲んだ。その後、寝たが気分が悪くなり、夜中に目覚めた。羊の味がウォッカに混ざって腹の中をごちゃ混ぜにしてる気分だ。ふらつき、夜空の下、吐くのを我慢してしばらくの間テントの外で体を大地に投げて、冷たい外気に体をさらした。そして、遠くへ歩き、用を足して寝た。

⚫️7/26:晴れ。今日は移動日だ。山を下り、北東にある湖に向かう。200キロぐらいは走るか。まずは標高を下げ標高2千のムンクハイルハン村に到着。ゴミを捨て、必要なものを買い込み、先を急ぐ。標高1800ぐらいまで下りてきたところに、川沿いに広葉樹が広がっていた。木が生えている風景は初めてか。禿山ばかり見てきたので新鮮だった。途中でカップラーメンで昼食。夕方、チャングマン村に入った。そこで食料を買込み、ガソリンも補給。リッター日本円で120円ぐらいだ、安い。チャングマン村のはずれで今日はテントを張ることになった。周りは牛と馬の放牧地だ。水場では子供達が水遊びをしている。

⚫️7/27:晴れ。朝、ゆっくり起きる。目玉焼きを作って食べた。料理をしていると、トンビが寄ってきた。余った羊肉を投げるとナイスキャッチ。ますますトンビが大集合。昼にはチャーハンを作って食べ、今日も移動だ。目指すはドゥルゲン湖だ。ダート道を走り、ヤギやラクダの放牧と出会う。夕方、湖に着く。湖畔にテントを張り、夕食は羊の肉スープと羊の肉じゃが。作る作業を少しサボって、湖で泳いだ。少し冷たいが、気持ちいい。湖面に沈む太陽を眺めながら、モンゴルウォッカ。明日は反対側の地平線に太陽が昇るのだろう。標高が下がったせいか、大きな蚊がうるさい。金鳥蚊取り線香が大活躍し、ぐっすり眠れた。

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